東京都・埼玉県・千葉県の訪問診療専門クリニック 在宅医療・訪問診療・訪問看護・往診

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ふたば式の訪問診療で、
医療の角度から患者様を支えたい

事務長(経営企画室)

秋谷 智広

『より価値を生み出せる人生を目指して、在宅医療の道へ』

もともとはまったく違う分野で17年ほど、営業の仕事をしていました。
転職を検討していた時期に、理事長からお話を聞いたのがきっかけでしょうか。
「人生の中で、自分の仕事に意味が持てるか。僕は持てる。」
「訪問診療という場で、直接患者様から感謝をいただける、時によっては、その方の人生の集大成といえる時に言葉をいただける。訪問診療という仕事の価値はそこにある。」
というお話でした。

改めて自分の今後を考えたときに、在宅医療に携わることで、一層これからの人生で価値を生み出していけるかもしれないと感じました。
ぜひチャレンジしたいと飛び込んで、そこから6年、今は事務長として勤めています。

『医療行為を除くすべての業務に、責任を持ってあたっていく』

秋谷智広 画像

事務長としては、対外的な折衝を始め、医療行為を除くすべての業務に携わっています。
具体的に「この業務を受け持つ」というのは、あまりありません。
患者様のことを第一に考えて、不利益が起こらないように、リスクを回避するために管理監督していくことが最大の業務ですね。
あとはトータル的なスタッフの管理や運営上の管理になります。

クリニックのカラー、イメージの中心は、やはり医師や看護師といった専門職の方々です。
管理職としては、カラーの中に法人の理念をきちんと反映させていくことも仕事です。
旗を振るイメージですね。
時には折衝して、時には支え引き上げながら、スタッフみんなが1つの方向に向かっていけるように心掛けています。

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『クリニックの管理職になることで身についた、当事者意識と優しさ』

この仕事に就くことで、当事者意識は非常に強くなりました。
自分が行う行動や判断に対する責任感もそうです。
仕事への取り組み方も、かなり変わりましたね。
併せて、折衝や情報収集、問題解決の能力も、必然的に身についてきたと思います。

あとは、昔に比べて優しくなったかもしれません。
組織で動いていく上で、管理職の1人相撲では皆が団結してくれませんし、そうでなくとも同じ方向を向いて取り組んでいくのは簡単ではありませんから。

他には、折衝する中で相手を理解する能力は上がったように思いますね。
法人の中に限っても、世代によって価値観が違うことは度々あります。
外に出れば、行政の方や病院の経営者の方、地域で役員を務める方など患者様、ご家族以外にも幅広くいろいろな方とお話する必要があります。
負っている責任もさまざまありますが、こうした点は管理職の面白さだと感じています。

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『和やかな雰囲気を大切にしながらメリハリをつけたい』

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例えば、当院では患者様を大事にするためのアプローチとして、接遇を挙げています。
クリニックと患者様で信頼関係を結ぶ上で、相手を尊重して対応できる人材が必要です。
この観点で採用を進めた結果として、人間関係をしっかり構築できるスタッフが集まってきて、職場の雰囲気は非常に良いです。
垣根なく、風通しよく、職場内も患者様に対しても、活発にコミュニケーションが取れる環境になっています。

管理職としては、和やかになりすぎて緩みがちにならないよう、気をつけています。
人命にかかわるサービスを提供しているので、緊張感を持って患者様をみていく必要がありますからね。
スタッフ同士でリラックスできる環境が生み出せている分、メリハリをつけて仕事にあたれるような環境づくりを意識しています。

『事務長の仕事は、スキルアップと社会貢献の両取りができる』

各院の事務長としての仕事は、楽だとはとても言えません。
責任の範囲が「医療行為以外のすべて」となると、いろいろな判断をするだけの経験が必要です。
加わってもらう方には、各部門・各部署の業務を70点ぐらいで対応できるような実務経験をしっかり積んでから、事務長としての業務に携わってもらうようにしています。

具体的には3か月ほど、スタッフも付いた状態で各種業務を行う期間を設けています。
医療業界、在宅医療の特殊性についても、ここで学ぶことになると思います。
やはり、最初が一番大変です。
ただ、その先には社会人としてのスキルアップや社会貢献の実感と、やりがいのある仕事が待っています。

『患者様を医療の角度から支えていく』

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爽緑会での管理職の仕事は、「マネジメント」に尽きます。
やっている業務が生み出す結果としては、社会に貢献したり、患者様・ご家族から直接感謝をいただいたりするなど、わかりやすい形で実感できていますね。

仕事に対して、「お金を稼ぐ」「儲ける」という目的で来られるのはおすすめできません。
あくまで患者様の生活と命、一緒に過ごされるご家族のためにやっている法人です。
他人のために動けるタイプの人のほうが向いていると思います。

各クリニックで携わらせていただいている患者様、そのすべての人たちの生活、ひいては命を預かって、私たちは業務を行っています。
当院を頼ってくださる患者様を、医療という角度から支えることができます。
これからも求められる地域に対して、ふたば式の訪問診療によって貢献していきたいと思っています。
ここに価値を見出していただける方がいらっしゃれば、ぜひお力を借りたいです。

秋谷智広 画像
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