訪問診療を支える“縁の下の力持ち”になりたい
医事課
奥津 良美
『レセプト業務はクリニックの経営を支える大事な仕事』
新卒では総合病院に入社しました。忙しいながらもたくさんのことを学び、充実した日々を送っていました。
その後、新たなことに挑戦しようと、以前から興味のあった電子カルテのインストラクターへ転身したり、消化器内科・循環器内科クリニックで働いたりと、医療業界での経験を積んできました。
しかし、仕事にやりがいを感じる一方、どの職場も夜遅くまでの勤務が多く、家庭との両立を難しく感じていました。
そこで、ふたば在宅クリニックの訪問診療を見かけ、興味を持ちました。
訪問診療は全く知識がなく未知の世界でした。
しかし、訪問診療は患者様の診療予定が決まっているため、比較的勤務時間が定まっています。
なにより、訪問診療の世界をもっと知りたいと思い、働くことを決めました。
現在は、主にレセプト業務を担当しています。
医師や看護師が患者様を伺ったのち、診療内容を患者様に請求したり、社会保険や国民健康保険の計算をしたりする仕事です。
点数の計算はクリニックの経営にも関わる大事な部分であるため、分からないことは一つひとつ調べながら、漏れのない正確な仕事を心掛けています。
『迅速な対応ができるよう、日々学び続ける』
日々の業務では、スピーディーな対応ができるよう心掛けています。
特に、医師や看護師はその場で答えを知りたいケースがほとんどです。
対応が遅れてしまうと患者様にもご迷惑をお掛けしてしまうため、すぐ答えられることは迅速に対応し、分からないことは正確に調べてからお伝えしています。
特に、保険に関わる知識については、ふたば在宅クリニックで働き始めてから初めて知ることが多くありました。
難しいながらも関心を持って勉強し、日々成長を目指しています。
また、診療を行う医師や看護師と近い場所で働けるので、「こんな病状だからこういう処置をする」ということを学ぶ機会を得られます。
今まで“点”でしか理解していなかったことが“線”でつながっていくような感覚があります。
『大変なときこそ明るい雰囲気づくりを意識』
スタッフは皆、コミュニケーションを上手にとりながら仕事ができていると思いますね。
私自身もできるだけ明るい職場になるように努めています。
病気を抱えてつらい思いをしている患者様と直に接する医師や看護師は、患者様の影響を受けて気分が落ち込んでしまうこともあります。
クリニックにいる間はできるだけ明るい気持ちになれるよう、冗談を言い合うなどして和やかな雰囲気にしたいと思っています。
また、仕事が大変だと「疲れた」「嫌だな」というネガティブな言葉をもらしたくなりますが、ネガティブは人に伝染してしまいます。
自分の発言で他の人の気分を落とさないよう意識しています。
同時に、お疲れ気味の方には積極的に声をかけながら、大変な仕事も皆で支え合って励んでいます。
『自宅から近くて働きやすいことも職場選びの大事なポイントだった』
正直に言うと、ふたば在宅クリニックを選んだ理由のひとつには、自宅からの距離が近かった点があります。
やはり、通勤時間が短いと働きやすいので、自宅からの距離は職場選びの大切なポイントだと思います。
また、自宅に近くても働きやすいのは訪問診療ならではだと感じています。
自宅に近い病院やクリニックは、患者様と自分の生活圏内が被ります。
私は、知り合いの方が来院する病院で働くことに抵抗を感じていた部分がありました。
一方、訪問診療では、事務方は患者様と直に接することが少ないため、自宅から近い職場でも気兼ねなく働けています。
ふたば在宅クリニックは比較的スタッフの人数も多いため、休みがとりやすい職場でもあると思います。
特に、お子様がいる方は、学校行事や家族イベントが多いと思いますが、どれも一生に一度のことですので、ぜひ大事にしてほしいと思っています。
私も皆さんが気軽に休みをとれるよう、積極的に休暇をとるようにしています。
プライベートも大事にしながら働いてもらえたら嬉しいです。
『まだまだ発展途上。一緒に新たな訪問診療を創りましょう』
患者様が自宅で診療を受けることができるのが訪問診療の一番の魅力です。
「ふたば在宅クリニックにお願いして良かった」と思ってもらえるよう、縁の下の力持ちとして患者様を支えていきたいと思います。
ふたば在宅クリニックは「動く総合病院」と掲げているとおり、患者様のために動けるフットワークの軽いチームだと思います。
まだまだ発展途上のクリニックです。
臨機応変な対応が求められますが、自分で新しいものを生み出して行きたい方は、やりがいを持って働けると思います。
ご興味のある方は、ぜひ、私たちと一緒に働いてみませんか。